2025/11/22 16:47

19歳になる黒猫のニコと暮らしている。
最近は季節が進んで
陽射しが部屋に入るようになって
窓辺のベッドにいることも多くなったので
防寒したり洋服着せたり。
ニコは案外冬でも寒いところに居がちなので
いつの間にかニコのものになった椅子にも
冷たい空気を感じる窓辺のベッドにも
専用のホカペを仕込んでいる。

ニコは四兄弟で2006年の6月9日の嵐の夜に
当時住んでいた一軒家の庭に
母猫シマコと父猫サビーに連れられてやってきた。
もともとこのシマコとサビーを
保護するつもりで餌付けしていたので
結局行きがかり上
一家ごと面倒をみることになった。
保護して里親を探そうと四兄弟は仮り名で
「イチ・ニコ・サン・シイ」と付けたのが
その後いろいろあって家猫として迎えることになり
そのままの名で通すことになった。
先に一緒に暮らしていた猫のク―は
当時すでに10歳で
相性はどうかと思っていたところ
さすが親に育ててもらってから
保護しただけのことはあって
四兄弟は非常に社会性があり
女王のふるまいの体の小さなク―を侮らず
よくかしづいて争わず
程よい距離間で穏やかに暮らしてくれた。

母猫の母乳で育ったことも大きかったのか
サン、イチ、シイも15歳を超えてよく生きてくれ
2年前からニコは
初めての一人っ子を経験している。
19歳にもなると筋肉も落ち関節も硬くなって
本人が思っているほど動けなくなっていて
方向転換してはよろけ
飛び乗ろうとしてはずり落ちたりしているし
高齢ながら歯がしっかりあることで
歯肉炎になりやすく
ついこの間も膿が溜まって顔がパンパンに腫れたり
先日の定期の健康診断でも
歳なりに経過観察の項目はあるのだけれど
主治医とはこの歳にしては上出来
何かあればその都度対処でという方針。
まぁ人に出来ることなど
いつでもよく観察して予測して
でも手をかけすぎず神経質になりすぎず
おおらかに注意深くいて
働いて稼いでくることくらい。

というわけでニコのごはんになる
玉屋えゐちの年に一度の猫ものリリース。
期間限定です。
どうぞよろしくお願いします。